喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息を治す方法は自分だけが持っている?

喘息に限らず病気を治す力は、本来自分だけが持っているものです。西洋医学はそのお手伝いをするもので、決して完治させるものではありません。西洋医学で利用されているものは対処療法のみのためで、症状を軽くするためにとても役立つ治療となります。

 

この根本的なことを知らないと、なかなか喘息を自分で治せるとは感じることができないかもしれません。本来人の体には免疫力もありますし、恒常性といって元に戻す作用も働いています。細胞は毎日代謝を繰り返し、数年もすれば体の中にある細胞はすべて入れ替わっているのに、なぜ病気が治らないのでしょうか?

 

それはその人が病気を発症する原因を改善していないからです。病気によってもその原因は異なりますが、生活習慣や食生活でも改善することができます。

 

生活を直せば喘息は自分で治せる

実は喘息という病気は生活習慣を変えさえすれば、自分で治すこともできます。現代では大気汚染や食品添加物・ダニなどの問題により全ての人が喘息になるリスクが高いといえるはずなのに、人によって喘息にならない人が居るのはなぜなのでしょうか?その人が知らず知らずの内に喘息にならない生活習慣を実行しているからです。

 

生活習慣というのは毎日の繰り返しですから、どうしてもその癖がが抜けません。そのままだと病気を改善するコツを一生実践しないこともあります。

 

喘息でいえば交感神経をちゃんと働かせること。発作の原因となる心因性を取り除くこと。この2点が重要となります。心の癖は自分では改善することは難しいかもしれませんが、自律神経は自分でコントロールできます。まずはこの方法から実践してみることをおすすめします。

 

喘息は本人の意識が変わらないと治せない

喘息は医者や薬が治すものではありません。何よりも本人が本気で喘息を治したいという気持ちが無ければ難しくなります。その理由は今まで乱れていた自律神経を整えるのは、自分の意思で生活環境を変えなければならないからです。喘息で死にそうになる程つらい思いをしたことがある方、一生喘息が治らないのは耐えられない、そんな強い意思がないと難しくなります。

 

喘息の薬は確かに発作を抑えてくれるよいもので、医学の発展により喘息死する人を減らすことができています。しかし根本的な生活習慣を変えるわけではなく、あくまでも気管支の炎症を取り除いたり、気管支を広げて呼吸をしやすくするための治療ということになります。

 

一番のおすすめポイントは冷水浴

個人的におすすめするのが自分で意識して自律神経を変えられる冷水浴です。私も実行しているのですが、確かに喘息の発作は出にくくなったと感じることができます。

 

冷水浴をすると自分で交感神経を刺激することができ、最初はすごく皮膚が痛いというか刺激を感じていたのに、だんだんとその刺激に慣れ気持ちよいとも感じるように変わってきました。自律神経は自分では本来コントロールすることはできないのですが、呼吸や冷たい刺激などを利用すると自分でも交感神経を働かせることができます。

 

喘息の人は副交感神経が優位になる時に発作が出やすいため、自分で交感神経を刺激してやると呼吸が楽になった感じがします。交感神経を刺激すれば副交感神経が優位で気管支がきゅっと締まっていたのが開放されるようになるからです。

 

自律神経を整える生活習慣

ほかにも自律神経の交感神経を刺激する方法は多数あります。適度な運動をしてみたり、体を大事にしすぎず仕事や趣味に熱中してみることです。旅行が趣味の方なら刺激が得られる旅に出るのも良いのではないでしょうか。喘息の人は発作を恐れて運動をいやがりますが、そのままだとますます副交感神経が優位の状態が続いてしまいます。

 

また、衣類は着すぎに注意しましょう。体が冷えて寒いと感じると血管が収縮し熱を溜め込もうとする働きが起こります。この時には交感神経が優位に働いています。逆に衣類を着すぎて保温しすぎると寒いという刺激がなくなり、血管が拡張して副交感神経が優位となってしまいます。

 

健康な人は適度な寒さに触れても交感神経を優位にして体温を一定に保つことができます。しかし、喘息の人は自律神経が乱れている人が多いため、自律神経を優位にできず冷えを感じてしまいます。冷え症と喘息はこのように密接に関係しています。冷水浴にて交感神経が働きやすいように変わると、冷え症と同時に喘息も改善していくと感じられます。

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