喘息のガイドラインは、どの医師に治療してもらっても、正しい治療方法で行えるよう定められたものです。
医師が利用する場合にも利用できますが、喘息の患者さんが喘息という病気を知るためにも利用することができます。

 

新しい情報が掲載されているので、新しい薬の情報を確認するためにも利用して見てください。

 

 

一般の人が見ても便利な喘息のガイドライン

例えば、喘息の原因、喘息治療方法、喘息の現状なども知ることができます。
喘息の治療方法の欄は、患者さん自身が利用して役に立つ情報ですから、見て見ると良いです。

 

喘息の治療方法では、基本的には症状をコントロールすることが重要なので、ピークフロー値を計って喘息の発作が起こりにくいよう対処します。
また、喘息の多くはアレルギーを持っている方が多いので、アレルギーを少なくする工夫を行ったり、減感作療法で特定のアレルギーを起こさせない治療方法も有効となります。

喘息の漢方治療の知識としても便利

また、喘息の漢方治療についても喘息のガイドラインには記載されていますから、参考にしましょう。
喘息のガイドラインでは、実際に利用したい漢方薬の薬の名前も掲載されているので、治療の方法のひとつとして利用して見るのもひとつの手です。
しかし、喘息のガイドラインでは、基本は西洋医学の薬による治療で、東洋医学である漢方薬は症状が軽い時に利用すると良いと書かれています。

 

漢方薬だけで治そうとすると、症状が酷くなってしまうこともあるので、うまく症状をコントロールできている人が、体質を改善しながら治療を行いたい時に利用されると良いでしょう。

 

場合によっては、漢方薬を兼用することで、ステロイド薬の量を減らすことができることもあります。
ステロイド薬はどうしても副作用が気になってしまいますから、なるべく量を減らすほうが良いのではないかと思います。