喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息の喘鳴とは

喘息の症状として代表的なのが「喘鳴」です。
のどの周辺がヒューヒューしたり、ゼーゼーしたりします。
この喘鳴は喘息の症状を判断する基準となり、空気の通り道となる気管支が細くなっています。

 

 

 


喘鳴がおこるしくみ

様々な原因によって気管支が炎症を起こし、その通り道が狭くなっているのです。
空気がうまく通らないため、ゼーゼーなど音が鳴ります。

 

気をつけて欲しいのは、喘息の症状で全て喘鳴が起こらないと言う事です。
私の場合喘息が起こると、喘鳴はならず、呼吸困難が先に来てしまいます。

 

気管支の炎症が強いため、空気の通り道が極端に狭くなり、ゼーゼーと言う音も出ない状態になります。
重症化した喘息では、喘鳴が起こらない事も多いのです。
薬によって症状が改善されると、空気の通り道が作られ、ゼーゼー言うようになります。

 

子供は喘息でなくても喘鳴が起こりやすい
小さな子供は元々気管支が狭くなっていますから、風邪をひいたときに喘鳴が起こる事があります。
これは喘息の症状とは関係なく、まだ気管支が狭い為に起こります。

 

喘鳴が起こったからといって、喘息になってしまったと思う必要はありません。
子供の場合では喘鳴だけで判断する事はできません。

 

喘鳴は喘息だけじゃない

また、気道が狭くなってしまう病気でも、喘息のようなぜいめいが起こりますが、ぜんめいは全てが喘息の症状ではありません。

 

異物が気管支に入り込んだときも、同様に空気の入り口が狭くなって、ゼーゼーいうこともあります。

 

子供の場合ではぜんめいが喘息だと簡単に判断しにくいのですが、大人の場合でもぜんめいが喘息とは限りません。
肺気腫・気管支炎・心不全などの病気も考えられます。
何度もぜんめいを繰り返す時には、詳しい検査を行って、喘息であるか判断する必要があります。

 

喘息で喘鳴がおこる理由

喘鳴が起こるのは気管支に炎症が起こっているからです。
症状が軽い場合では、喘鳴が起こらず気管支が敏感に感じられたり、咳が出る事もあります。

 

症状が進行してくると、喘鳴として現れます。
しかし、長期的に気管支に炎症が起きている人は、気管支に刺激を受けたことによって急激に気管支が狭くなり、喘鳴が起こらず、呼吸困難になる事もあります。

 

通常は気管支を広げる「気管支拡張薬」を利用すれば、喘鳴が治まります。
しかし、炎症が起きていれば、炎症を取り除かなければまた刺激を受けた時に喘鳴が起こります。

 

喘息の治療に大切なのは、炎症を取り除く治療だと言われるのはそのためです。
一時的に気管支を広げれば、喘鳴や呼吸は楽になりますが、気管支の炎症を取り除かなければまた発作が起こります。

 

喘鳴が起こらない時には、気管支が狭くなって呼吸困難を起こしている可能性があります。
チアノーゼが見られれば、命の危険性が伴いますから、早急に治療を受けてください。

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