喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息の診断-肺活量を調べる

一般的には胸部レントゲン、内診のみで診断が終わります。
しかし、大きな病院や呼吸器疾患の専門的な病院では、更に詳しい検査を行う事もあります。
その中に「肺機能検査」があります。
これは簡単に説明すれば、肺活量を調べるのです。


 

空気を思いっきり吸ったり止めたり

私も何度か行なった事があります。
まず、息をめいいっぱい吸って吸いきれない所まで来たら、次はゆっくりと吐きます。
これは肺活量を調べています。

 

次は、めいいっぱい息を吸い、短時間で一気に息を吐き出します。
これは努力性肺活量と言います。

 

どちらもやった事があるのですが、喘息を持っている人は肺活量も普通の人より少なめになる事もあります
息を吸って息を止める検査も行いましたが、喘息の症状が出ているときにやったら辛いなという印象があります。

 

肺活量の検査は症状が落ち着いているときに

普通は発作が出ているときに行なうのではなく、症状がある程度落ちついているときに行ないます。

 

健康な人は肺活量、努力性肺活量共に同じくらいの数値になりますが、気管支に炎症がある人は、努力性肺活量の方が少なくなります。
肺活量の平均値は、年齢や体の大きさなどによっても決まっています。

 

平均値より80%くらいまでは問題ありませんが、気管支に炎症が起きているときには、数値が減ってしまいます。
このように肺活量によっても、喘息が起こりやすい状態か判断する事ができます。

 

同じようなもので自宅で行なえる方法では、専用の器具を使って息を吐く量を調べるものもあります。
毎日数値をはかり、吐く量が減っていると、気管支に炎症が起きている可能性があります。

 

病院で肺活量を調べる時には、気管支拡張剤を使って調べる事もあります。
気管支に炎症がある人は気管支拡張薬で気管支が広がるのですが、通常の人はほとんど変化がありません。

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