喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息のステロイド薬ベコタイドは副作用がある?

 

30年前から利用されている喘息のステロイド吸入薬ベコタイドには副作用があることをご存知でしょうか?
医者は副作用よりも喘息で呼吸がつらいほうが大変だから、副作用は許容範囲と言いますが、薬はどんなものでも体に良いものは存在せず、何らかの副作用が出てしまうものなのです。

 

ベコタイドは現在フロンガスの問題で使用されなくなりましたが、比較的今のステロイド吸入薬よりは副作用が無く良く効くともいわれていたようです。
できるだけ副作用を減らすために利用したくても、海外からの個人輸入でしかこのタイプの吸入器は買うことができません。
手持ちのベコタイドを使用する方は、副作用をよく考慮の上利用するようにしましょう。
副作用には次のようなものがあります。

 

全身性の作用(クッシング症候群)
副腎皮質機能抑制(体で作られるステロイドが作られにくくなります)
小児の成長遅延
骨密度の低下
白内障
緑内障
蕁麻疹
紅班
浮腫
呼吸器カンジダ症
喉の異物感
かすれ声
口腔カンジダ症
喉の渇き
味覚障害
悪心

嘔吐
下痢
動悸
高血圧
頭痛
鼻炎
倦怠感
憂うつ感
睡眠障害

 

絶対に使用してはならない患者

ベコタイドには絶対に使用してはならない患者、原則使用を控えたほうが良い患者などもあります。

 

有効な抗菌剤が無い感染症
全身の心筋症患者

これらには絶対に使用してはならないとしています。
ステロイド吸入の多い副作用としてカンジダ症がありますが、これは自己免疫が弱くなっている人が発症しやすい傾向にあり、感染症にかかっている人がベコタイドを使用すれば更に感染症やカンジダ症が悪化する可能性があります。

 

結核、高血圧患者にはできるだけ使用を禁止したほうが良いとガイドラインで定められています。
また、妊婦の使用ではできるだけ使用しないことが望まれています。
なぜならベコタイドの動物実験で催奇形作が報告されているからです。

 

小児の場合では非ステロイド剤での治療を試みて効果が無かった場合、ステロイド系に切り替えるよう書かれています。
小児の場合は発達障害を引き起こす可能性があるためです。

 

これらはすべて医薬品の説明書に書かれていることです。
薬を利用する事はどれだけ体に副作用をもたらす可能性があるか分かったのでは無いでしょうか。
ステロイド吸入器を利用していても、説明書を詳しく読む利用者は意外と少なかったりします。

 

薬の副作用を無くしたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。↓↓


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