喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息の診断-血液検査

喘息の診断を確かなものにするため、血液検査を行うことがあります。
血液検査については、比較的どの病院でも行なう事が多くなっています。


 

喘息の診察で比較的多く行われる血液検査

様々な病気でも血液検査を利用しますが、喘息の診断として利用する場合には、白血球と赤血球の数を調べます。

 

喘息の場合では血液中に白血球が増加する傾向があり、特に白血球の中でも好酸球が増えます。
また、好酸球はアレルギー体質の人にも見られますから、アレルギーが原因で喘息が起きていることが分かります。

 

アレルギー因子を知るためにも血液検査

アレルギーが原因で起きている場合では、アレルギー物質を特定する為に血液検査を利用する事もあります。
アレルゲンの特定は、皮膚にアレルゲンを直接付け、赤みが出る状態で調べる事もできますが、血液検査でも行うことができます。

 

アレルギーというのはその人によって異なり、1種類のアレルゲンに反応している人もいれば、複数のアレルゲンに反応している人も居ます。
喘息を予防するには、アレルギー物質を避けることが重要ですから、アレルゲンを知ることは予防対策の一つになります。
また、アレルギー物質は1種類のみの場合では、少しずつ慣らしてアレルギーを無くす方法もあります。

 

子供の場合はまだアレルギーが少ない傾向があり、この治療方法で喘息の症状を抑える事が出来る事もあります。
しかし、元々アレルギー体質を持っていれば、一つの種類に対してアレルギーが治ったとしても、また他のアレルギー反応が起きる可能性があります。
大きくなるにつれてアレルギー物質の数が多くなってしまう事もあるのです。

 

アレルギー体質は遺伝によって受け継いだものですから、完全に治すことはできず、日頃の生活習慣などによって予防していきましょう。
血液検査によってアレルギー物質を調べる方法は、皮膚科・内科・アレルギー科などで行うことができます。

 

喘息の治療を行っている人は、喘息の治療がうまく行っているか調べる事に使う事もあります。
炎症が抑えられていれば、白血球の数も減っていきます。

 

薬が効いているのか、症状はどの程度なのかという判断にも使えます。
そのため、血液検査は初診の時と、定期的に行う事も多くなっています。

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