咳喘息の症状が酷くなってしまう妊婦さんも居るようです。
私は喘息持ちで出産の経験がありますが、妊娠中は喘息の症状が酷くなりました。

なぜ妊娠中にアレルギー症状が酷くなってしまうかは分からないのですが、経験的にアレルギー症状が酷くなると感じています。
ホルモンのバランスが変わっていたり、胎児がお腹の中に居る事で免疫機能が過剰に働きやすいのかもしれません。

咳喘息というのは症状が酷くなると、喘息に移行してしまうことがあります。
喘息も咳喘息も、ステロイド吸入器が良く効くそうです。
原因はどちらも一緒で、アレルギー症状が引き起こすものなのでしょう。

喘息と咳喘息は明確には症状は違うのですが、薬が似ていることから同じような病気と言えるのだと思います。
妊娠中は喘息や咳喘息がひどくなってしまうことが多いので、注意しましょう。

妊娠中に咳喘息や喘息が酷くなったらどうすれば良いのでしょうか？

飲み薬の場合、血中濃度が高くなり胎児に影響を及ぼす可能性があります。
ステロイド吸入の場合、気管支のみの作用するため、退治への影響は極力少なくすることができます。
私も妊娠中に産婦人科の先生に相談したら、吸入で治療すると良いと言われました。

きちんとコントロールすれば、妊娠中に喘息の発作は抑えられますから、出産に支障があることは無いと思います。
薬でのみ治療を行っていた場合、発作を抑えているだけで、気管支の炎症を抑えているわけでは無いので、気管支が過敏になりやすく発作も起こる可能性があります。

妊娠中に咳喘息や喘息が起こってしまったら、まずは治すことを考えるのではなく、出産が上手くいくよう吸入でコントロールするのが一番です。
出産時に喘息が起こっていると、呼吸が辛くなるため帝王切開になることもあると思います。
出産のリスクを避けるためにも、コントロールすることに専念しましょう。