喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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アレルギーによる喘息発作の仕組み

 

喘息の原因としてアレルギーがありますが、ここではアレルギーによる喘息の仕組みを紹介します。
アレルギー体質のある人は、どのような仕組みで喘息が起こるのか知っておくと良いでしょう。

 

 


 

アレルギーが起こるしくみ

アレルギーは異物が体に入り込み、それに対する免疫が働いて抗体が作り出されています。

 

抗体は気管支の肥満細胞に付着します。
抗体が作り出されてから、次に同じ異物が入り込むと、抗体が反応し気管支に炎症が起こります。

 

抗体は異物を排除しようとして、様々な化学物質を排出させ、異物だけでなく気管支にも影響を与えてしまいます。
この理由から、アレルギーを体に入れなければ、喘息の発作が起こらない事がわかります。

 

抗体は同じ物質に対して攻撃をするのですから、アレルゲンを知って、近づかなければ喘息の発作は起こりません。
その為、喘息の予防にはアレルゲンを知ることが重要となります。

 

抗体の働きは、アレルゲンが入ってきてから、約10分程度で起こります。
はじめは治療を行わなくても、しばらくすれば炎症は治まります。

 

しかし、抗体から分泌された化学物質には、気管支に炎症を与える物質が含まれていますから、気管支は炎症を起こした状態となります。
喘息の発作は一時的に治っても、気管支は炎症を起こしたままです。

 

炎症はだんだんと酷くなっていく

その後、またアレルゲンを吸った場合は、気管支が過敏になっていますから、喘息の発作が起こり、長い時間症状が現れてしまいます。
その時にも、同様に気管支に炎症を起こしています。

 

喘息の発作というのは、何度もアレルゲンを吸い込むことによって、気管支が炎症を起こし過敏になっている状態です。

 

炎症が慢性化してしまえば、発作を繰り返す事になります。
一時的に症状が治まっても、気管支の炎症が治っていなければ、また発作が起こるのです。

 

治療をする時には、炎症を抑える治療も行う必要があります。
喘息の原因となる抗体の種類では、IgEが関係しています。

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