化学物質過敏症の方も、喘息を起こしてしまうことがあります。

化学物質過敏症とは、薬物や化学物質にアレルギー反応を起こしてしまうものですが、その症状のひとつに喘息があります。

化学物質とは？

化学物質には日常的に触れるものも多くあります。
香料、塗料、住宅建材、排気ガス、タバコなど日常的に触れやすい物質もあり、酷くなってしまうと外出することもできないほど重症化してしまうこともあります。

化学物質過敏症は、化学物質による許容量は個人差があり、同じように触れていても影響を受けない人も居ます。
しかし、最近では住宅建材から出る化学物質も指摘されており、家に居ることが多い女性や子供などがかかりやすいとも言われています。
家に一日中居るペットがかかってしまうこともあるようです。

最初は、なんとなくダルイなどの不調を訴えるのですが、アトピー性皮膚炎を発症したり、喘息、動悸、不整脈、自律神経失調症、不眠、うつ病などになるケースもあります。

喘息の人は元々アレルギー体質と言うこともあり、化学物質過敏症にもなりやすい可能性があります。

私も、住宅建材に含まれている化学物質、芳香剤、塗料、タバコなどに反応しやすいです。
化学物質過敏症は、化学物質に触れていなければ症状が出ないこともあるのですが、次々に新たな化学物質に影響を及ぼすケースも多く、完全に化学物質を避けることは難しいでしょう。

化学物質過敏症を避けるためのポイント

世の中にこれだけ、便利だと言うことだけで化学物質が増えているのは問題ですね。
私の対処方法としては、洗剤は天然のものにする、芳香剤は使わない、家具類は天然木で塗装していないものを使う、タバコの煙を避ける、シャンプーや化粧品なども天然のものを使う、などの対処を行っています。

化学物質があると変なにおいがして、頭が痛くなってくるので、直ぐに分かりますね。
子供もそういったものには敏感なので、子供の観点で物を選ぶとよいと思います。

部屋の換気をして、化学物質を減らす工夫も大切です。

子供は学校などで化学物質過敏症になるケースもあり、児童館や学校などでの化学物質の量も問題になることがあります。
それだけ、日常的に化学物質に触れる機会が多いのだと思います。