喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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サッカーと喘息について

 

最近の子供たちに人気があるのはサッカーですね。
家の子供もサッカーをやっていましたが、喘息ぎみでも頑張って続けていました。
症状は幸い重くは無かったのですが、寒い空気を吸うと気管支が敏感になってしまうのか、息苦しさを感じていたように思いますね。

 

喘息を持っている子供は増えていますから、うちの子供はサッカーをやらせて大丈夫だろうか?という疑問を持つ家庭も多いと思います。
喘息を持っている子供は本当はサッカーはやらないほうが良いのですが、どうしても好きなら上手く対処させながら乗り切らせる方法もあります。
ただし、無理させないこと、親の都合でサッカーをさせない、寒い時期には要注意です。

 

子供が喘息でもサッカーはできるのか?

映画「ゴール」という作品を見たことがありますか?
主人公は喘息を持っていたために色々と悩んでいたみたいなのですが、きちんと治療をすることでサッカーを続けられていけるようになりました。
彼の様子を見てみると、何となく理解できるかもしれませんね。
この映画は何作か続いていますから、見てみるのも良いかもしれません。

 

では、喘息があってもサッカーは続けられるか?

もちろん症状によってOKが出ることもありますし、ダメな場合もあります。
運動誘発性喘息がひどい、喘息の発作が出ると歩くこともできない程重症化しやすい子供にはさせないほうが良いと思います。
私も重症化しやすい喘息で、今ではスポーツができなくなりました。
運動すると直ぐに息苦しくなり、無理にすると窒息する可能性もあると思います。

 

ただし、気管支炎程度を繰り返しているならサッカーは続けられます。
うちの息子は喘息まで症状はひどくなく、気管支炎と喘息の中間くらいで、普段はまったく薬を飲みませんが、冬になると症状が出やすくなります。
それくらいなら症状に気をつけさえすれがサッカーは続けられました。

 

特に冬や秋など空気が冷たくなると、冷たい空気を一気に吸い込むため、気管支が敏感になって喘息が起こりやすくなります。
マスクやネックウォーマーなどで保温させながら運動をしましょう。

 

運動誘発性喘息があるなら無理させないこと

喘息といっても症状の重さは様々です。
運動誘発性喘息がある人というのは、比較的気管支が敏感になっているように思います。
常に軽い炎症を起こしている状態だと、冷たい空気を吸ったときに息苦しさが出てきます。

 

もちろん喘息がある人も軽い運動を続けるのは肺機能を強化し、喘息を治すキッカケにもなります。
ただし、運動誘発性喘息がある人がサッカーのように長期間走ったり、一気にダッシュするスポーツだと喘息の症状が起こりやすくなります。
喘息にスポーツが良いのはあくまでも軽いジョギングやウォーキング程度で、サッカーのように激しいスポーツだと本人も辛いはずです。

 

運動誘発性喘息がある子供には冬や秋はスポーツを控えさせたり、喘息の発作が起こればお休みしましょう。
スポーツを続ける内に肺が強くなる事も考えられますから、まずは体を強くする事が重要で、サッカーを一生懸命やらせる事では無いと思います。
でも頑張りやの子供だと苦しくてもサッカーを続けてしまうため、親が体調管理をして上げることも必要かもしれません。
家の子供はこのタイプでした・・・

 

サッカー中に苦しくなったら?

サッカーしている時に苦しくなる場合でも、休めば症状が治るならまだ症状はそれ程重くはありません。
休憩を続けても発作が起こっている場合はかなり辛いと見られます。
直ぐに薬を飲ませたり、吸入させたりして発作がおさまるのを待ちましょう。
休んでも治らないときには気管支の炎症もひどくなっていると考えられるため、薬などで治療をさせながらしばらくはお休みさせたほうが良いかもしれません。

 

薬は普段使うステロイドで気管支の炎症を抑える方法や、発作が出たときに気管支の通りを良くする吸入や薬もあります。
常に薬を持参する癖をつけていると、発作が出ても慌てません。
もし試合中や練習中に発作が起こりやすいなら、コーチや監督にきちんと話して万が一の時の対処の仕方を教えておきましょう。
小さな子供だけだとなかなか対処できません。

 

子供の喘息でサッカーを続けられるか?のまとめ

運動誘発性喘息がある場合は激しい運動に注意

冷たい空気を吸うと運動誘発性喘息が起こりやすい

軽いスポーツを続けると肺が強くなって喘息が治る子供もいる

薬を常用してる子供にサッカーは辛いかもしれない

 

まずは無理せずに軽い運動から肺を強くし、徐々に激しいスポーツにならしましょう。
お遊びサッカーから慣らして見たり、コーチに良く話して基礎練習のみの参加という方法もおススメです。
子供の頃に運動をやらすのは良いことで、肺が強くなれば喘息の症状が起きても重症化しにくくなります。
ただし、薬だけでは体質は改善しないため、喘息になりやすい体質も改善するようにしてくださいね。


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