喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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心臓喘息とは?

心臓喘息という病気があります。
喘息という名前が付けられていますが、通常の喘息とは原因が異なるものです。
喘息のように呼吸困難を起こすなど症状が似ているから喘息と言う名前が付けられているのです。

 

心臓喘息は、急性心不全とも呼ばれています。
心臓の働きが急激に低下して、肺に酸素が届けられなくなって呼吸困難を起こします。
肺に酸素が送られないだけでなく、全身にも酸素量が不足しますから、チアノーゼを起こして意識を失ってしまう事もあります。

 

心不全の一種ですから、心筋梗塞などの病気が元となります。
高血圧などの持病がある人、心臓に先天的な疾患を持っている人などが起こします。
喘息という名前が付けられているように、呼吸困難と咳などの症状が出ます。
喘息を持っている人は症状が似ていて喘息と間違えそうですが、心臓喘息は急速に症状が現れて、強い呼吸困難を訴えるようになります。

 

ぜーぜーという喘息に似た症状も出るので、正しい診断を行うためには、レントゲンを撮影するのが一番です。
気管支が炎症を起こしているのか?心臓が原因なのかが分かります。
症状が悪い場合では、早急に救急車を呼んで治療してもらう必要があります。

 

喘息の診断を受けるときには、レントゲンを撮影する事があるのですが、心臓喘息と比較する意味でも必要だったわけですね。
一般的には、喘息と心臓喘息を併発する事は少ないそうです。
診断する時には、喘息が原因なのか?心臓が原因なのか?をハッキリさせる事です。
治療方法もまったく異なるので、注意する必要があります。

 

利尿剤や強心剤などを使って治療が行われていきます。
利尿剤は喘息には逆効果となりますから、喘息のような症状が現れたからといって、安易に治療を受けないことですね。
元々喘息を持っている方なら、ワザワザレントゲンを撮るまでは必要ないと思いますが、最初の診断の時には必ず必要と言う事は覚えておいた方が良いです。
誤診してしまうと、症状を悪化させてしまう事があります。

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