喘息の症状として「痰」があります。
気管支に異物が入り込んだときには、痰が出て異物を排出させようとします。
アレルギー物質が入り込んだときに、痰が出やすくなります。

 

 

喘息の原因を痰で調べる方法

喘息の原因を調べるには、痰の色で判断すると便利です。

 

痰の色が白や透明の場合では、喘息の症状でアレルギー物質が入り込んだ可能性があります。
風邪をひいたときの痰では、細菌性による原因ですから、痰が黄色っぽく色が付きます。

 

喘息を持っている人でも黄色い痰は出ることがあり、その場合は風邪など細菌性の原因を疑います。
症状が酷くなれば肺炎を併発する事があるので、正しい治療が必要になります。

 

喘息でおこりやすい痰

喘息の症状が出ているときには咳、痰、喘鳴、息切れなどの症状が起こります。
呼吸が辛い場合は、痰が気管支からうまく排出されていない場合が多いです。

 

気管支が狭くなっていますから、痰をうまく出すように心がけます。
水分が不足すると痰が粘っこくなり、排出しにくくなりますから、普段から水分を摂るようにしてください。
また、痰が詰まって呼吸が辛い時には、四つんばいになって頭を少し下げるようにすると、痰が排出しやすくなります。

 

喘息で死亡してしまう人がいますが、痰が気管支にへばりつき、排出できなかったために呼吸ができなくなったのです。

 

気管支が狭くなった上に、痰が出にくくなれば呼吸ができなくなる事もあるのです。
発作を起こしたときには出来るだけ、水分を多めに摂ってください。

 

痰の色に注意

単に黄色ではなく赤っぽい色が付いている時には、他の病気も疑い詳しい検査を受けてください。
喘息の発作が起きているときに、痰の色をチェックするのは難しいのですが、どのような原因がもとになったのか知る判断になります。

 

症状が酷くなると、痰がまったく出ない状態になる事も多いので、早めに治療を受けましょう。
痰が出るようになったら、痰の色を見てください。

 

喘息ではない人が、普段から痰が出るようなら、色々な病気を含めて痰をチェックしましょう。
喘息の初期症状である可能性もありますし、他の病気の事もあります。