喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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気管支喘息の重積発作

気管支喘息の重積発作とはきわめて重症な喘息発作のことを言うそうです。
通常は適切な治療を行えば、喘息の発作は軽くなり、徐々に通常の状態にまで回復することができます。
しかし、場合によっては、薬物治療を行っても症状が回復せず、入院が必要で集中的に治療する必要がある場合も。

 

 

 


喘息の重積発作は辛い

実は私も気管支喘息の重積発作というのを何度も経験していて、死ぬような思いをしたものです。
息ができないため、歩くこともできず、トイレにも行けないほどの症状を何度か経験しています。

 

病院で点滴を受けても症状が改善しない場合では、入院を行って24時間継続的に点滴を行う必要がでてきます。
本当なら、喘息の発作をあらかじめ治療しておいたほうが良いのですが、炎症の治療をせずに気管支拡張薬だけで治療を行っていると、知らないうちに炎症が酷くなって、重発作を起こすこともあるのです。

 

症状が良くなったと思っても重度発作に繋がることも


昔はステロイド治療が主流ではなく、気管支拡張薬の飲み薬や吸入だけで治療することも多かったのです。
でも、一時期に発作がおさまって、呼吸は楽になるのですが、気管支の炎症は治っていない状態のため、どんどん症状が重くなってしまうことがあります。

 

気がついたら、飲み薬も効かず、気管支拡張薬の吸入も効かず、病院にいって点滴を行っても中々症状が改善されないこともあります。
今は、ステロイド吸入治療があり、炎症を治療する方法があるので、重発作になる事は少なくなっています。

 

現に私も、ステロイド治療を行ってからは、歩けないほどの重症発作は起こしてしません。
呼吸だけ楽になる、気管支拡張薬だけの治療を行っていると、気管支喘息の重積発作になることがあるので、注意してください。

 

受賞になる程ゼーゼーがなくなる

重症になってくると、ぜーぜーという音は逆にしなくなります。
気管支が極端に狭くなっているため、ぜーぜーという音さえもしないのです。
気管支の音だけを頼りにするのではなく、その人の呼吸の辛さも参考にしてください。

 

ぜーぜーという音がしない時に治療を行うと、次第に症状が軽くなるにしたがって、ぜーぜーという音がするようになります。
音が無かったのに、音が出るようになった場合は、気管支が狭くなっていた証拠です。

 

病院にいくと、血液中の酸素濃度を測ることができます。
酸素濃度が低い場合では、呼吸困難があるだけでなく、酸素も不足しているので、そのまま治療をしなければチアノーゼが出ることもあります。

 

チアノーゼが出ている時には、早急に治療する必要がある状態です。
呼吸困難を起こして、喘息で窒息死してしまうこともあります。

 

現在はステロイド吸入によって、喘息のコントロールができるようになったので、気管支喘息の重積発作は少ないようですが、強い発作が出た時の対処方法は知っておいたほうが良いです。

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