喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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プールの塩素と喘息

プールの塩素は、喘息には悪くないのだろうか?
喘息を持っている方は、アレルギーを持っている人は多いのですが、中にはプールの塩素にもアレルギー反応を示してしまうことがあります。

 

 


喘息がある人は塩素もダメなケースが多い

私も喘息を持っていますが、プールの塩素はダメな方です。
以前は大丈夫だったのに、ある時からプールに入ると皮膚がとてもかゆくなってしまいました。
また、皮膚をかくと皮がぼろぼろとむけてしまったのです。

 

最近のプールでは塩素が強いことがあるのではないか?と考えています。
近くの市民プールで、規定の量より塩素が多かったという事故があったのですが、私が塩素に弱くなってしまったのも、大体その頃からでした。
今ではすっかり塩素に弱いからだとなってしまい、長時間のプールはちょっと難しいみたいです。

 

塩素にアレルギー症状が出たからといって、プールの塩素で喘息の発作が起こるか?というのは分かりません。
ただ、塩素に弱い人が、喘息の体質改善のためにプールを利用されるようなことは、避けたほうが良いと思います。
皮膚がかぶれてしまうことや、喘息の発作のリスクを高めているともいえるかもしれません。

 

喘息に水泳が良いけど塩素がダメ・・・

よく、小児喘息の体質改善のために、プールが良いといわれています。
心肺機能を鍛えて、喘息に強い体を作るという考え方です。
また、プールは適度な湿り気があり気管支が乾燥することが無いため、運動誘発性発作も起こりにくいといわれています。

 

私も、運動誘発性喘息がありますが、プールで激しい運動を行っても発作は起こらないですね。
そういった意味で、心肺機能を鍛えることはプールは利用できるのです。
激しい運動は、気管支を乾燥させて冷やしてしまうため、気管支に刺激が起こり発作が起こりやすくなります。

 

ただし、喘息の人が塩素にアレルギーを持つ場合は、避けたほうが良いでしょう。
最近では、塩素をまったく含まないクリーンなろ過システムのあるプールもありますが、数が少ないので、あまり実用的ではありません。

 

塩素がダメなら違うスポーツを


運動によって心肺機能を高めることができるのは、プールによる運動だけではありません。
無理して運動を続けるのは、避けたほうが良いのですが、適度な運動を続けて心肺機能が高まり、喘息の発作が少なくなった人も見たことがあります。

 

ある人は、サッカーの練習を行って、適度に走りこみを行い、心配機能が向上するに従い、喘息の発作が出にくくなったそうです。
その人も運動誘発性喘息があったようですが、うまくコントロールしながら運動を行ったことで、心肺機能が向上し喘息も少なくなったようですね。

 

本来、喘息を持っている人が、サッカーのような激しい運動を行うことは避けたほうが良いです。
でも、まだ症状が軽い人の場合では、適度な運動を続けて見るのもひとつの方法かもしれません。

 

ちなみに家の子供も、喘息体質ですが、サッカーを続けていて最近はほとんど咳きも出なくなりました。
喘息にサッカーが良いとか、プールが良いとかということではなく、その人に合った運動を行って、心肺機能を向上させる方法は、喘息の改善には役立つこともあるという事ですね。

 

小児の場合では、適度にコントロールさせながら、運動を行うのも試して見る価値があるかも?

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