喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

MENU

口から吸い込むアレルギー物質

 

喘息の原因としてアレルギーがあります。
そのアレルギーを起こす物質にも色々なものがあります。

 

人によってアレルギー物質は異なるのですが、多くの人が起こりやすいアレルゲンを紹介したいと思います。
喘息は気管支に炎症が起こる事からも分かるように、空気に含まれているアレルゲンによって症状が起こる事が多くなっています。

 


 

口から吸い込んだものの影響

口から吸い込まれた空気には、様々な人体に異物となる物質が含まれています。
空気は口から吸い込まれ、鼻に有る毛によって大きなものは排除されます。

 

更に小さなものは気管支へと運ばれ、気管支の壁に付着して痰、咳、クシャミなどと一緒に排出されます。
この時に気管支に付着した異物がアレルギーを起こす事があります。

 

最近の子供は口で呼吸をする事が多く、口から吸い込まれた異物によってアレルギーが増えているそうです。
鼻の毛のフィルターが無く、直接気管支に届けられてしまうのですから、そのリスクが増えるのも分かるでしょう。

 

口呼吸を避けるには、小さいころにおしゃぶりをさせたり、良くかんで食べるようにしつけて下さい。
顎の力が弱って、どうしても口呼吸になってしまうのです。

 

早く母乳をやめさせたり、おしゃぶりを止めさせる必要はありません。
最近の子供は顎が細いのも、咀嚼力が低下しているからです。

 

口呼吸によってアレルギーを起こさないためにも、顎の力をしっかりとつけましょう。

 

口から吸い込むアレルゲンについて

口から吸い込まれるアレルゲンで代表的なのは、ホコリやダニの死骸などです。
気密性の良い住宅が増えたことによって、ダニが増えて、換気が不十分のためホコリが家に溜まりやすいのです。

 

他にも、カビ、花粉、ペットの毛などもアレルギーの原因になります。
これも家の気密性によって、換気が不十分になり、カビが発生しやすくなっています。

 

ペットブームもあって、ペットの毛がアレルギーになる事も多くなっています。

 

口から入り込む原因として一番多いのが、ホコリです。

 

そして、温かく湿度が保たれた住宅は、ダニが増殖する良い環境となります。
ホコリの中にはダニの死骸が含まれ、生きているダニよりもアレルギーを起こしやすいのです。

 

アレルゲンを避ける工夫

布団が一番ダニが多い場所ですから、定期的に布団に掃除機をかけましょう。

 

最近では編み目が細かい生地を使った寝具も売られています。
私も使っていますが、滑らかな生地で、中の綿にダニが入り込むのを防いでくれます。
また、丸洗いできる寝具も、ダニの予防にはよいので、寝具を変えることからはじめると良いと思います。

 

私の場合、ホコリの出やすい布団だと、鼻炎の症状が出てひどい事になってしまいます。
ホコリやダニの死骸を防ぐには、換気が一番です。

 

天気の良い日に部屋の中を良く見ると、ホコリがたくさん舞っているような環境では良くありません。
24時換気が一番だと思いますが、窓を定期的に開けるだけでも良いです。
必ず窓は2箇所開け、空気の通りを良くしてください。
1箇所では部屋の中の空気は入れ替わりません。

 

カーペットもダニが繁殖しやすいので、フローリングに変えましょう。
加湿器を使う場合は、過熱式のタイプではなく、気化式かハイブリッドタイプにしましょう。
加湿のしすぎは、ダニやカビの発生の元になります。

 

他にもアレルゲンとなる物質はたくさん有ります。
何かを吸った後に喘息が起きたなら、その物質を避けてください。

スポンサーリンク