「川井式喘息改善エクササイズ」を購入してみました。断食や冷えとり健康法などでも改善は得られるのですが、やはり長期的にステロイド吸入を利用していると呼吸筋が衰えたり、自律神経が乱れる・副腎からホルモンがつくれなくなるなどの副作用もあるため、完全に治すまではいかなかったからです。

そこで「川井式喘息改善エクササイズ」を購入してみたわけですが、このＤＶＤは次のような特徴がありました。

水泳を続けるように呼吸機能が鍛えられる

呼吸機能を鍛えることで気管支のねじれが治りやすい

喘息の人には猫背の人が多い

上半身の筋肉の硬さが取れる

など、呼吸機能を整え、歪みを改善することに着目しています。

実際に川井式では歪み治療に多数の実績を持っている治療院です。私の家の近くにもあるようで、歪み治療に受診する1回分でＤＶＤが購入できると考えると、安いのではないかと考え買いました。

治療院ではモアレ写真というものを利用し、喘息患者さんで上半身の歪みが多いことがわかっているそうです。これを改善していくのがＤＶＤのエクササイズとなります。エクササイズでも正しい呼吸法をマスターするもの、ねじれを解消するものと2種類加えられています。

動き自体はそれほど難しいものではないのですが、1日や2日やったくらいでは改善できません。水泳をして喘息を改善した人も数ヶ月など長期的に通い改善したと感じられるのと同じです。正しい呼吸法を体に染み付かせるためには繰り返し行なう必要があります。

まだＤＶＤの体操を少しだけしか実践できていませんが、意外と簡単な方法でこんなんでも大丈夫かな？という感じです。それだけ簡単な方法ですが、主に上半身のみのエクササイズのため難しくはありませんでした。

私の場合毎日のデスクワークで背中や首がパンパンになることが多いため、エクササイズをすると普段硬くなっている部分に効いている感じはしました。続けていくうちに改善するようなことがあればまた報告したいと思います。

ちなみにＤＶＤは郵送もしてくれるため保存版にしたい方は送ってもらったほうが便利です。一緒に同封されていた書類には、ＤＰＦのファイルをダウンロードするアドレスもつけられていました。文章と画像でも内容を確認できるようになっています。

こちらはＤＶＤの裏側です。項目を見るとわかりますが、喘息の間違った治療方法について、喘息のメカニズム、エクササイズの方法、注意点などが収録されています。内容を見てみると、喘息のことをわかっているようでも知らなかった喘息体質の特徴を詳しく見ることができました。

喘息は気管支の炎症が問題だとよくいいますが、気管支の炎症を酷くしているかもしれないのが、気管支のねじれだとか。図できちんと解説されているためわかりやすくなっています。

長く喘息を患っていると、本当は治療が必要な段階なのに本人は苦しくないと訴えることがあります。これは高山に行くと薄い空気になれるようなもので、喘息の人も浅い呼吸となり少ない空気でも苦しくないと感じるように変わってしまうのです。

それで治ったと勘違いしていると、実は気管支にはまだ炎症がみられており、少しの刺激で気管支がきゅっと締まり呼吸困難に陥ることもあります。そうやって喘息死というものが出来上がってしまいます。実は喘息で死ぬ人は自分はそれほど苦しくないと普段から思っていて、気管支の収縮に気が付かない人が多いといわれています。

このＤＶＤでは気管支のねじれをエクササイズで整える方法のため、ねじれにより生じていた気管支の慢性的な炎症を改善しやすくするものです。ねじれにより気管支の炎症が起こる悪循環を立つひとつの方法だといえそうです。

もちろんこの方法だけで根本的に改善できるとはいえませんが、喘息体質の人に見られる原因のひとつは解消できることになります。