喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

MENU

喘息薬の新薬

喘息の薬は新薬がどんどん登場していますね。
私が小さかったころには、気管支拡張薬だけの治療方法だったと思います。
喘息の発作が起こったら、その発作を抑える治療方法しかありませんでした。

 

気管支拡張薬の飲み薬を長期間服用していたのですね。
その外にも気管支拡張薬の吸入器も利用していました。
しかし、気管支を拡張させる薬は、気管支を広げて呼吸を楽にするだけで、気管支の炎症を取り除く方法ではりませんでした。
そのため、どんどん炎症が強くなり、最後には喘息の強い発作を起こして、何度も入院しましたね。

 


喘息は予防法が主流に

今では、喘息の予防方法が治療の主流となっていて、喘息の発作が起こる前に、気管支の炎症を取り除く方法が利用されています。
このことから、喘息で死亡してしまう人が減りましたし、喘息を持っていても運動を楽しむ事もできるようになりました。

 

気管支の炎症を取り除く薬は、ステロイド薬と呼ばれています。
アトピー性皮膚炎の時に利用されているステロイドと同じですが、吸入器の場合では、気管支だけに作用するため、副作用が少なくなっています。
また、新薬もどんどん開発されていて、より副作用が少ないステロイド薬も作られてます。

 

以前は、スプレータイプのステロイド薬でしたが、今ではパウダータイプのステロイド薬が多く使われています。
パルミコートと呼ばれる、吸入器が多く利用されています。

 

幅広い人にステロイド吸入気が使われ始めている

ステロイド薬は、通常大人の喘息治療に使われていましたが、今では小児の治療にもステロイド薬が使われるようになりました。
パルミコートは乳児や小児にも使われるようになり、気管支の炎症を取り除く治療も行われ始めています。

 

日本では喘息の新薬が承認されるのが遅い傾向があるようで、欧米などで行われている喘息の治療薬とは異なるケースもあります。
しかし、数十年前に比べると、喘息の新薬はどんどん開発されていて、喘息の治療方法も良い方向に来ていると思います。

 

気管支拡張薬の使いすぎで、手の震えが起こったり、心臓に負担がかかりすぎて心臓発作を起こす人がかなり減ったようです。
喘息で死亡する人が多かったのは、大発作を起こしてしまうから、または心臓発作を起こしてしまうからです。
予防法である、ステロイド薬が主流になってからは、喘息のコントロールができているのです。

スポンサーリンク