喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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脂肪分の多い食事が喘息の原因

脂肪分の多い食事が喘息の原因になることを、英国の医学誌に掲載されたそうです。
そのため、脂肪分が多いハンバーカーのような食生活は、喘息のリスクを高めると言われているそうです。

 

下記より引用
 「ドイツ・ウルム大学(University of Ulm)のガブリエル・ネーゲル(Gabriele Nagel)氏率いる研究チームは、8〜12歳の子ども5万人の健康状態を、1995年から2005年にかけて豊かな国と貧困国の20か国で調査した。

 

 研究チームは、子どもたちの親に、子どもたちのふだんの食生活とともに、子どもたちがこれまでに喘息や激しい喘鳴の診断を受けたことがないかを質問した。また、子どもたち3万人を対象に、食物や飲料がアレルギーを引き起こす要因になったかどうかを診断した。

 

 その結果、食生活は、くしゃみを引き起こす草や花粉などのアレルゲンへの過敏性に対しては影響を及ぼさなかった一方で、喘息と喘鳴の有病率とは相関関係があった。

 

 たとえば、砂糖でいっぱいの炭酸飲料と一緒に週に3つ以上のハンバーガーを食べる子どもは、そうでない子どもにくらべて、非常に高い危険性に晒されていた。

 

 しかし、貧困国においては、ハンバーガーを食べることが、豊かな国ほどの危険性をもたらさなかった。これについて、研究チームは、ハンバーガーは喘息などの直接の原因というよりは、喘息などを発症しやすいライフスタイルの複雑な環境を示す指標なのだろうと結論づけた。」

 

引用先 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2733222/5841750

肉の脂肪分は喘息には悪いのか?

脂肪分によって本当に喘息が悪化する要因になるのか?という事を調べてみたのですが、確かに脂肪分が喘息に悪影響となるという考えを持つ人も多いようです。
喘息に油全てが悪いという事ではなく、飽和脂肪酸が含まれる脂肪分が悪影響を及ぼす事があるそうです。

 

飽和脂肪酸は常温で固体となる肉類などの脂肪分のことなのですが、高脂血症や高血圧など生活習慣病の原因になるとも言われています。
悪玉コレステロールを増やすとも言われているようですが、喘息との関連性は消化が悪く、消化器官に負担をかけるからという理由からです。

 

よく、「内環境を整えてアレルギーを改善しましょう」といわれることがあるのですが、これは腸には免疫機能が備わっていて、アレルギーに強い体を作るためです。
喘息の改善でも腸内環境を整えると改善する事があるのですが、逆に腸に負担をかける肉類を多く食べてしまうと、免疫機能が低下する恐れはあります。

 

肉類を多く食べる人が喘息を持っているのであれば、野菜を中心とした食生活に変えてみるのも良さそうです。
なるべくおかずの数を増やして、色々な野菜をバランスよくとるようにしたいですね。

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