喘息はビタミンＤの欠乏によって悪化するという研究発表があるそうです。
ビタミンＤを摂取していた患者さんの方が、治療に対する反応が良いという事が言われています。
なぜビタミンＤが喘息を予防するのかということですが、ビタミンＤは免疫力を高める物質として働くと言われています。

実際にビタミンＤ濃度を測定し、どれくらい喘息の治療と関係するのか調べた結果、ビタミンＤをより摂取していた人の方が肺機能の向上が見られたということです。
また、ビタミンＤが少ない患者はステロイド治療の反応が悪く、炎症を抑える働きが弱いと言われているそうです。

ビタミンＤが多い食品

ビタミンＤはどのような食品に含まれているのでしょうか。

ビタミンＤは脂溶性であるため、油との相性もよく、魚類に多く含まれているそうです。
例えば、さけ、さんま、かれい、さばなどの魚類ですね。

他には卵類にも含まれている事が分かっています。

日本人は比較的ビタミンＤを摂取している国だと言えますが、ビタミンＤと喘息との関連性はどうなのでしょうか。
ビタミンＤは骨を作ったり丈夫にしたりする働きがあり、免疫系の働きも関係する事が分かっています。
牛乳などにはビタミンＤが添加されている事もあるそうです。

ビタミンＤが不足すると起きる症状
ビタミンＤが欠乏すると、肝機能障害やくる病、骨粗しょう症などが起こる可能性があります。

また、免疫系の異常が見られ、糖尿病や自己免疫疾患などになる恐れもあるそうです。

ビタミンＤは日光浴によっても生成されるため、室内に閉じこもりっきりの生活も良くないのでしょう。
ビタミンＤと喘息との関係性が言われているようですが、ビタミンＤばかりを過剰に摂取しても体には良くないそうなので適度に接種するのが良いのかも知れませんね。