喘息治療の理想とは?
アストラゼネカは喘息のコントロールについて調査したそうです。
喘息患者には86%もの人に吸入ステロイドが処方されており、喘息のコントロールを目指す治療を行っています。
しかし、吸入ステロイドを利用しているにも関わらず、半数もの人が喘息のコントロールが上手く言っていないと感じているそうです。
喘息の治療は早いうちからがおすすめ
喘息は症状が出てからでは遅いですよね。
症状が酷くなってからだと治療も長引くのですが、症状を予めコントロールしたり、軽い段階で治療をすれば治りも早いです。
喘息が出ているのに我慢して、どんどん炎症が酷くなってくると、大発作を起こす事もありますからね。
私もそうやって何度も救急病院に行く羽目になったのですが、吸入ステロイドを利用してからは、自分で症状をコントロールする事ができました。
本当はステロイドは使いたくは無いのですが、炎症が続いているなら我慢しないで吸収ステロイドを使うことで、中発作や大発作になることは食い止められると思いますね。
自分でも何となく炎症が出てきたなというのが、だんだんと分かってくるようになります。
ステロイドの必要性の認知が必要かも
今回の調査で吸入ステロイドによるコントロールが上手くいっていないのは、吸入ステロイドの必要性を説明したり、使い方が間違っている事も多いそうですね。
もちろん使用前には必ず説明はあるのですが、病院によって説明の度合いは違っているように思います。
肺にちゃんと吸い込む事ができないと、吸入ステロイドを使ってもあまり意味が無いそうですよ。
吸入ステロイドを吸い込んでも直ぐに息を吐いてしまうより、少し息を止めるくらいの気持ちが合った方が、肺に取り込みやすいそうですね。
それに、肺の奥にまで行き渡るように、十分吸い込むのもコツが必要です。
吸入ステロイドを利用しても、症状が改善しないのなら、吸入の仕方を指導してもらったり、子供が使う補助器具を出してもらうと良いですね。
吸入ステロイドをきちんと使うと、まったく症状が起こらないところまで回復する人も多いのですが、使い方が悪いと上手く炎症を鎮めることができないようです。
半数以上の人が吸入ステロイドを使っていても、朝に軽い息苦しさなどの症状を感じているそうですね。
本来なら吸入ステロイドで健常者と同じように生活できるのに、喘息治療の認識のズレがあって、うまく症状をコントロールできていない現状があるようです。
私もついつい忘れてしまったり、症状が良いと使わなかったりしてしまう事もあるため、喘息の軽い症状を感じてしまう事もあります。