喘息の原因にはアレルギーがあります。
アレルギーは親がその体質を持っていると、子供にも遺伝してしまう恐れがあります。

アレルギー体質は喘息を起こすとは限らず、アトピー性皮膚炎や鼻炎、花粉症など色々な症状があります。
親がアレルギー体質の場合では、50％の確立で子供にも遺伝する可能性があると言われています。

親から伝わるアレルギー体質

一人の親がアレルギー体質であるより、両方の親がアレルギー体質の場合の方が遺伝する確立は高くなります。
アレルギー体質は色々なアレルギーの病気になる可能性があり、その中で喘息という病気があります。

しかし、親が喘息であった場合、子供も同じようにアレルギー体質を持ち、更に生活習慣や食生活なども似てしまうため、喘息を起こす可能性があると言えます。

アレルギー体質になった子どもは、小さいころから喘息になる事は少なく、子供の頃にはアトピー性皮膚炎であることが多くなっています。
大きくなるうちに喘息へと移行してしまうのです。

アレルギーは様々な病気を引き起こす

アレルギー体質というのは、一つの病気を発生させるのではなく、様々な病気に移行してしまう事があります。
私も小さいころにはアトピー性皮膚炎でしたが、大きくなるにつれて治り、その代り中学生の頃から喘息の症状が出てしまいました。

アレルギーの症状が移り変わることを、アレルギーマーチと呼んでいます。

小さい子供のアトピー性皮膚炎は、早ければ生後1ヶ月くらいで既に現れてきます。
幼稚園くらいから小学生に入る頃になると、アトピー性皮膚炎が治る代わりに、喘息に移行する場合があります。

その以前でも風邪をひいたときにゼーゼーいう事が多く、呼吸困難を起こすなど症状が酷くなるのは小学生くらいになってからが多いのです。

また、アトピー性皮膚炎から鼻炎に移行する場合もあります。
アレルギー体質の人は、様々なアレルギー疾患になる可能性があると言えます。