喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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咳喘息の薬

咳喘息は、気管支拡張薬やステロイド薬が非常に有効な病気です。
最近では発症数も増えているようで、長く咳が続いた場合は咳喘息も疑った方が良いのです。

 

喘息の場合では

●呼吸困難がある
●喘鳴がある(ぜーぜー・ヒューヒューという音)
●痰が出る
●夜中から朝方に起こりやすい
●冷たい空気を吸うと起こりやすい

 

咳喘息の場合では

●乾いた咳が続き、痰は出ない
●喘鳴は起こらない
●夜から明け方に起こりやすい

 

など似ている部分もありますが、痰が出ない、喘鳴が起こらないなど喘息とは異なる面も多いです。
似ている部分は、喘息と同様、気管支拡張薬やステロイド薬が効くことです。
要因も、風邪や冷たい風を吸い込んだ時、タバコなどの煙を吸い込んだ時など似ている所もあります。

 

咳喘息の薬はどうして喘息と似た薬が使われるのか?

それは、痰が出ない、喘鳴が出ないというだけで、将来咳喘息が喘息に移行してしまうことからも分かるように、似た要素を持っているからでしょう。

 

喘息のように、呼吸困難が無く、長期的に咳が続くという事は幸いです。
しかし、喘息に移行する事も可能性としてはありますから、要因を避けて発作を出さないほうが良いと思います。

 

咳が長期的に続いていて、気管支拡張薬がよく効く場合では、咳喘息の可能性が高いです。
咳喘息も喘息のように気管支に炎症が起こっている状態です。
放置すれば、気管支の炎症が酷くなり、呼吸困難を伴う喘息に移行することは、十分考えられる事です。

 

咳喘息の薬

咳喘息は風邪による咳ではありませんから、抗生物質を服用しても良くなりません。
風邪を引いて咳喘息が誘発される事もあるので、風邪が治ったのに咳が長期的に続く場合では、咳喘息も考慮したほうが良いです。

 

気管支拡張薬を服用すると咳が収まります。
また、吸入ステロイド薬も効果があります。
喘息と同様、アレルギー性による原因の事が多く、気管支の炎症を鎮める吸入ステロイド薬が効果があるのです。

 

咳喘息のうちに気管支の炎症をコントロールする事によって、喘息に移行してしまうことを防ぐことができます。
喘息も早期のうちに治療すれば、酷くなり難いのと一緒で、咳喘息の場合でも早めに治療すれば、喘息に移行しにくくなります。

 

治療が完了すれば喘息に移行することは少ないですし、咳喘息の治療も一生続ける必要が無い人も居るようです。
また、原因となっているアレルギー物質を避けたほうが良いでしょう。

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