喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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喘息とCO2

喘息とCO2、治療の際には考慮されています。
血液中の酸素量が少ないときでは、酸素吸入が行われます。
指の先に機械を付けるだけで、血液中の酸素量を測る事ができます。

 

また、喘息は息を吐き難いと言う事があるようですから、酸素が不足するというより、CO2の排泄が上手くいかないこともあるようです。
酸素量が正常でも、息が苦しいという事があるのですが、もしかしたらCO2と関係があるのかもしれませんね。

 

喘息の発作が起こると、息が苦しくなってしまうため、必要以上に酸素を取り込もうとするのですが、酸素濃度を測ってみると正常な場合では酸素の量が十分なのに、二酸化炭素の量が多くなってしまう可能性もあると思います。

 

酸素の量が極めて少なくなってくると、唇が紫色になってきてチアノーゼが起こります。
この状態になるととても危険だと言え、酸素が体に不足して様々な影響を及ぼします。
私は実際に、ここまで酷い状態になった事は無いのですが、呼吸が殆ど出来ない、歩けない状態にまで症状が悪化した事はあります。

 

大抵の場合、チアノーゼが出る以前に苦しくて病院に行こうとすると思いますから、それ程重症化することは少ないのでは無いかと思います。
しかし、幼児など小さな子どもの場合は訴えることが出来ず、重症化する事もあるようです。

 

酸素を十分に取り込むことが出来なくなると、脳や内臓などが酸欠になる可能性もあります。
血液中に酸素が不足している状態はとても危険ですから、病院では酸素吸入を行います。
私も酸素吸入を行った事は何度かあり、酸素を吸入しても苦しいのは一緒ですが、血液中の酸素濃度は改善されていたのだと思います。

 

酸素の量が減少している状態では、CO2の量が増えている事もあるようです。
体内にCO2が蓄積してしまうのも良くありません。
自力で呼吸が出来なくなれば、気管挿入による人工呼吸も必要になってきます。

 

喘息で重症化して死亡する事はそれ程多く無くても、加齢によって呼吸機能が低下しているときでは、直ぐに処置を行わないと呼吸困難を起こす事もあるかもしれません。
喘息の治療は重症化すると大量の薬が必要となり、副作用も心配されますから、何よりも日頃のコントロールが大事で、少ない薬でどれだけ発作を起こさないようにするか?がカギとなっています。

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