ねこの喘息。
ねこが喘息になってしまう事もあります。
家で買っていた猫は、突然呼吸困難を起こして死亡してしまいました。
ねこは我慢強い事もあり、その前から症状はあったのでしょうが、我慢していたのでしょうね。
死亡した直接の原因は、肺に穴が開いていたようです。

ねこが喘息になってしまうのは、室内で飼う事が多いからではないでしょうか。
住宅の化学物質が問題とされていますが、人より体が小さいねこは喘息になりやすいとも言えます。
アレルギーを起こすペットも増えているのですが、住宅環境が問題となっている事も多いですね。

家で飼っていた猫は、壁紙の接着剤、壁一面に塗られた塗料などが原因となっていたと思います。
団地に引っ越したのですが、壁一面をペンキで塗り替えるリフォームがされていました。
においもすごく、しばらくは住めないほどでした。
喘息を持っている私も、その団地に引っ越してからは入院してしまったほどです。
ねこだって喘息になって死亡してしまう事があると思います。

安いからといって、団地に引っ越すのは危険だなと思います。
壁紙の接着剤にも化学物質が含まれていますが、塗料で済ますような家は最低限選ばないようにしましょう。
猫が喘息になってしまうような家は、そもそも人間にだって悪いのです。
赤ちゃんが居るような家庭でも、家の環境と言うのは考えたいものですね。

住宅の化学物質は、家に長く居る人に影響を及ぼします。
化学物質過敏症は女性や子供に多いそうです。
ペットだって、室内飼いなら当然影響を受けます。

ペットのアレルギーが増えているのも、便利な住宅を求めたせいでしょう。
今は24時間換気が義務つけられるようになりましたが、壁一面塗料で塗られた団地では、常に換気口をあけていました。
換気だけでは追いつかない事もあると思います。
小さな体だったらなお更です。

ねこの喘息が起こると、人と同じようにステロイドや気管支拡張薬で治療します。
根治は難しいのですが、住宅環境を変える事で多少改善する事はあるようです。
家のねこも早く気が付いてあげれば良かったです。
しかし、気管支拡張薬は心臓に大きな負担を与えますし、ペットの場合は症状が分かりにくく死亡してしまうケースもあると思います。