喘息の改善のための自然な治療方法と薬の副作用の関係について

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ピークフロー値とは

喘息の治療には発作をしずめる治療、普段の生活の中で気管支の炎症を抑える治療の2種類があります。
普段の生活で行う治療では、必要な道具があります。
ピークフローメーターと呼ばれる道具です。

 


ピークフロー値で気管支の炎症がわかる

私も持っていますが、息を吐く力を計測し、炎症の起こり具合を把握します。
基準値に達している場合は問題なく、低下してくると喘息の発作が起こる可能性があります。

 

また、風邪をひくなど炎症が起こった場合でも、ピークフロー値は低下する事もあります。

 

そして、そのピークフロー値を記録しておく、喘息日記も必要です。
ピークフロー値を記録するだけでなく、どの様な症状があったかも記録しておきます。

 

風邪をひいている、熱がある、咳がでる、痰がある、鼻水がでるなどです。
ピークフロー値は朝と夜など1日2回くらい計測しますが、その日の値を日記に記録します。

 

このピークフロー値というのは、本人が喘息の状態を把握するため、医師が治療の計画を立てる為に利用します。
本人も自分の体調がどの程度なのか知ることができますから、急に喘息の発作が出る事も防げます。

 

ピークフロー値が低下し、咳や痰など症状があれば、医師の診察を受けて治療する事もできます。
早めに治療すれば、それだけ治りも早くなります。

 

ピークフロー値を測れば重発作が防げる

一番怖いのは、気管支の炎症が慢性的になって、そのまま放置しておき、何かの刺激によって大発作を起こしてしまう事です。

 

本人もとても辛いですし、生活に支障が出てしまうのですから、大発作が起こるのは怖いですよね。
気管支の中をのぞいて、どのくらい炎症が進んでいるのか見えれば一番なのですが、ピークフロー値はその代わりを果たします。

 

ピークフロー値は多少前後するものの、一定のリズムを保っています。
しかし、ピークフロー値が低下すれば、気管支の炎症が酷くなったと判断できます。

 

気管支の炎症が酷くなっていても、何も症状が現れない事も多いので、本人も気が付かないのです。
そこに刺激が与えられれば、喘息の発作として現れてしまいます。
ピークフロー値はグラフ化しておくと、その様子を比べる事ができます。

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